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お客さまからの、ありがとう。vol.4 藤原台センター

心待ち

藤原台センター ヤクルトレディ:S

わたしがヤクルトレディの仕事に就く前からヤクルトを飲んでくださっているお一人暮らしの方です。
商品が毎日飲めず、お届けは休みの時もありますが、元気でいらっしゃるか、毎週お顔を見に訪問しています。
いつも孫や子のように接してくださいます。
2年前の初冬のことです。いつものようにインターホンを押してもお返事がなく「お出かけかな?」と思いつつも、
少し気がかりで1時間後に改めて訪問しました。

ところが、再訪時にもご返答がなかったため、携帯電話にお電話してみました。
すると、ご不在かと思われた家の中から着信音が聞こえ、よく見ると窓も少し開いています。
いつもと違う様子に心配になり、マネージャーに相談のうえ、「あんしんすこやかセンター」に
訪問を依頼したところ、お客さまは体調不良により、そのまま入院されることになりました。

2日後、入院中にもかかわらず、お客さまからお電話をいただき
「気づいてくれてありがとう。あなたに命を救ってもらった。感謝してもしきれない」
とお礼の言葉をいただきました。
お客さまの声を聞いて安心したと同時に、体調が優れないにもかかわらず、
わたしのことを気にかけてくださったことをありがたく思いました。
「また帰ったら連絡するわね!」というお言葉どおり、お客さまは退院されると
「またヤクルト持ってきてくれる?」と一番に連絡をくださいました。

毎年の猛暑に、夏場は大事をとって3か月ほど入院されます。
入院中は淋しい気持ちもありますが、お客さまが「あなたに救ってもらった命やから大事にせんとね!
戻ってきたら連絡するわね」といつも言ってくださるので、今年もまた夏の終わりにお目にかかれることを
楽しみにしています。